alas-alasanとは、インドネシアのジャワ語で「森」を意味します。

布に植物や生き物が描かれている文様をアラスアラサンと呼び、かつては魔除けとして儀式などに使われました。

森は生命の源、いまも豊かな自然が感じられるインドネシアの島々を連想させ、この名をつけました。


1996年、初めてのバリ島旅行ですっかり魅了され、それ以来インドネシアとは不思議な縁がありました。

赤道を挟んで、東西に大きく広がる島国、インドネシア。地域の多様性、その気候風土による豊かな天然資源、

おおらか、そしてたくましく優しい人々。

古くからの世界とのつながりによって形づくられた独特の文化(今も大きく変容をとげています)・・・

私にとっては、憧れの地。たくさんの驚きと感動、それから大きな癒しをもらった気がします

(まだまだ知らない魅力はいっぱいあると思いますけど)。


そして、2年半ほどの在住後、2005年に東京の千駄木に店をオープンしました。

インドネシアと関わってきたなかで、私自身が感じたインドネシアの魅力を、

手仕事のものを通してお伝えできたらいいな、というのが始めた理由です。

とはいえ、個人的に親しんできたとはいっても仕事として扱ったこともなく、

今思えばよくここまで続けてこられたな、とつくづく思います。

これもひとえに、インドネシアならではの自然や歴史のなかで生まれてきた品々の素晴らしさ、

そして未熟な私にさまざまにご協力・ご指導くださった方々、

なにより選んでいただいたたくさんのお客様のおかげです。この場をお借りして厚くお礼申し上げます。

この度、オンラインショップを開設するにあたり、また気持ちを新たに、

今まで店舗に来られなかったお客様にも向けて、日本の暮らしのなかで生かせるインドネシアの素敵なものをご紹介すべく、

より励みたいと思います!(とはいえインドネシア流に、のんびりと、臨機応変に(笑)…)。

もしよければ、どうぞ手にしてみてください。そして末永くご愛用いただいて、

ときおりインドネシアの風を感じてもらえたらうれしいです。

これからも、アラスアラサンをよろしくお願いいたします。
 

2013年 alas-alasan店主